男性不妊症の治療

            (精子の存在する方)


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(18)男性不妊症 ストレス、メンタル  

 特別なケースを除き、メンタル障害があっても直接的に男性不妊に影響するケースは多くありませんが、無精子症を含め勃起障害、セックスレス、メンタル疾患の投薬禍などが不妊領域に影響するものがございます。

ストレス、メンタル障害からの生殖器系への影響

○過度の残業からくる生殖器、精子異常・・・突発性無精子症など

○メンタル障害による・・・精子の数、運動障害などを起こしやすい

○投薬による精子の減少・・・

○対人ストレス、職種の不一致障害などが起因する精子の異常

○下記の心の問題から発生するメンタル障害による中枢組織の機能障害

○ストレスが体に影響を与えた場合からくる泌尿器科障害       



社会生活を営む上で色々な場面で、それぞれの葛藤があります。これらの刺激が人間に対して抑圧的に加わると、心や体にストレスとして影響を及ぼすだけでなく、男性不妊にも影響を及ぼします。ここでは、ストレスがストレスの疾病として心の部分に影響を与えた場合の病気を紹介しております。

 

  ◇燃え尽き症候群◇

  一生懸命、目標達成の為、会社の為戦ってきた人が目標達成したとたん、すべてが終わり心が放心状態になります
 ◇ヤマアラシ症候群◇
  よろいの様に厚い化粧をしていないと外を歩けない。
化粧の度合いがエスカレートしていく。
  ◇飛行機雲症候群◇
  ◇厚化粧症候群◇精祖細胞のみ認める・・・・精子の基の細胞になります。
精祖細胞→精母細胞→精娘細胞→精子細胞→精子
  ◇深夜電話依存症◇
  閉ざされた心と都会での生活の疲労感や疎外感などから、深夜の淋しさから逃避しようと、話相手を求めて友人に電話をする。本人は数分のつもりが数時間もの間、特別な用件もなく話込んでしまう。
 ◇視線恐怖症◇
  周囲の目が異常にきになり常におびえていて、ついには外出ができなくなります。自分に対する調査を依頼してくる人もいる。
  ◇失語症・失声症◇
  心に大きなストレスがたまると、身も心も動きがとれなくなり、ストレスのはけぐちがないと陰にこもり、言葉や声を発することができなくなります。心をひらいて気分転換をはかり治療が必要です。
  ◇慢性疲労症候群◇
  "だるい"ストレスが人間の持っている免疫機能に進入して、その免疫力を低下させ、小児期に免疫のできている風邪ににたウイルス菌の繁殖を助長して、体の倦怠感と風邪の症状を訴えるストレス疾患です。
  ◇自己調査症候群◇
  心配事や不安感がエスカレートして、すべてのことを安心して行えなくなり、結局は自分の事まで不安心配になり、探偵社に依頼する。
  ◇サザエさん症候群◇
  一人住まいの若い女性におおく、「五月病」に似た兆候が見られ、休日も外出することなく過ごして、軽いホームシックを引き摺りつつテレビで「サザエさん」を見て、故郷や家族を思い出し泣いてしまう。
  ◇ピーターパン症候群◇
  若者が過保護、過干渉に育てられた一面を色濃く映した「子ども大人」で、自己中心的性格をもち仕事を中途半端にしたり、遅刻、早退ばかりか無断欠勤などを繰り返し、言行不一致の病んだ大人。

  ◇青い鳥症候群◇

  憧れの職場(結婚)を夢みて入社したものの、理想と現実とはほど遠く、ついには短絡的な判断や感情的な離職(離婚)をしてしまう。登校拒否の様な状態で心の晴れない日々が続く。
 ◇キッチンドリンカー◇
  最近は女性の飲酒が目立ち、特に日頃の不満のはけぐちや仕事のストレスの解消の為、隠れ酒、独り酒に走る「キッチンドリンカー」が増えています。色々な不満のはけ口を短絡的に依存した結果です。
  ◇厚化粧症候群◇
   働く女性に多く、仕事の内容よりも自分の外観や周囲からの評価にばかりこだわり、周囲から踊らされ、空回りし、焦れば焦るほど自己コントロールを失って行くタイプです。
  ◇休日神経症◇
  ワーカーホリック(仕事中毒)が進んでくると、休みの日にも仕事がきになり休日さえも苦痛になる病気です。家中をうろうろしたり、やつあたりしたり、いてもたってもいられない精神状態。
 ◇テクノ依存症◇
  若者は、OAに過剰に適応しすぎたり、たよりすぎたりして、同僚の仕事まで横取りしてしまい、周囲から青い目でみられ人間関係に適応できなくなり、一人ぼっちになってしまう。
  ◇スーパーウーマン症候群◇
  責任感が強く生真面目なうえ、負けず嫌いの女性に多く、すべてに手抜きができずに次第にそれが大きなストレスとなり、肩凝り、不眠、便秘、生理不順等とともに心の症状にも現れてきます。
  ◇男性型脱毛症◇
  女性にとって髪は大切なものです。ストレスや神経の使い過ぎで男性が禿げる様な禿げ方でどんどん髪が抜けて行く脱毛症です。くれぐれも心に余裕を。
  ◇オフィスドリンカー◇
  アルコール中毒とは区別され、職場や組織内での人間関係からくる緊張感や不安感からの逃避として、業務中にアルコールを精神安定剤がわりに飲用する方を言います。
  ◇帰宅恐怖症候群◇
  安らぎの場である自分の家庭が恐くて帰宅できないという不思議な現象で、この様な社会病理は、仕事中心に生きてきた方に多く、家庭をおろそかにしてきたつけが恐怖感に転化したもの。
  ◇引越しうつ病◇
  新居になれるまでにすっかり生活のリズムをくずしてゆき、睡眠不足や疲労感がつのりはじめ家事一切が面倒になりふさぎこんでしまう状態です。執着気質という真面目すぎる性格の方が多いです。

    ◇出社拒否症◇

  精神対応、ストレス、神経酷使などにて脳のシステム機能障害により、「勤労」に対して対応方法などの変化にて、会社に出社することを拒否してしまう。
 ◇いじめられ症候群
  現代の若者気質をよく理解できず、部下との間にトラブルが発生し気弱でまじめな上司がいじめられてしまう。スケープコート(身代りやぎ)の様に強い孤独感やうつ状態がみられます。
  ◇上昇停止症候群◇
   上向きの人生を味わってきた人は、大きな挫折を味わう経験も少なかっただけに、いったん下降ぎみになった時は、ショックも大きく、なげやり、意欲喪失、出社拒否などに陥ってしまいます。 こつこつとまじめで小心タイプの男性に多く、深夜になると一人冷蔵庫や食べ物をあさる様な特異行動をしめす。優秀な若者として期待されるも対人関係や目先の仕事などの勝負にこだわり、負けることを恐れ前線から退却してしまい、趣味や楽しみが生活の中心になり、仕事を忘れ楽しみだけの価値観となる。
 ◇ゴキブリ症候群◇
  こつこつとまじめで小心タイプの男性に多く、深夜になると一人冷蔵庫や食べ物をあさる様な特異行動をしめす。
 ◇退却神経症◇
  優秀な若者として期待されるも対人関係や目先の仕事などの勝負にこだわり、負けることを恐れ前線から退却してしまい、趣味や楽しみが生活の中心になり、仕事を忘れ楽しみだけの価値観となる。
  ◇昇進うつ病◇
  人間にとって昇進や栄転は喜びに違いありません。しかし、まじめな努力タイプの人はあまりの大きな責任の為に、うつ状態になってしまう。喜びと悲しみが同居してしまいます。
  ◇超高層ビル症候群◇
  超高層ビルは窓が開けられない密閉状態の不快感や恐怖感を覚え、高所狭所恐怖症傾向の女性に多く、自律神経系や内分泌系分野に影響をあたえ、脱力感、無力感などを伴います。
  ◇触れ合い恐怖症候群◇
  学業優秀者や知的作業の社員で潔癖症の人に多く、集団生活が苦手で仲間からも一人だけ取り残される様な不安に陥り、不眠や食欲不振から精神面にも作用して、付合いを避けるライフスタイル。
  ◇身だしなみ症候群◇
  働く女性が夫や子供に対する主婦役に疲れはて、朝方が特におっくうでせめてもの薄化粧や着替えをする気力も失っていき、パジャマのまま台所に立ち夫や子供を送出した後、再び寝てしまう。
  ◇吐きだこ症候群◇
  若い女性に多く、拒食や偏食による過度のダイエットの為に、精神不安と体調不和を招いて、おいしく食べたあと、自分から吐いてしまう。治療にさいしては「甘えの構造」からの脱却が必要です。

   ◇朝刊症候群◇

  これといった病気がないのに、朝起きると身体がだるく、心身ともに不調にさいなまれ朝刊さえ手にしたくなく倦怠感を伴ったストレス症状です。これから出勤という張りつめた症状からの逃避症状。
 ◇ほほえみうつ病◇
  微笑みうつ病はストレス関連性疾患で、「仮面うつ病」ともいい女性に多く、苦しい胸の内を覆い隠して微笑を演技するというその心理的屈折は計り知れないものがあります。
  ◇その他◇
    セルフナーバス症候群、自己臭恐怖症、不安神経症

 


社会生活を営む上で色々な場面で、それぞれの葛藤があります。これらの刺激が人間に対して抑圧的に加わると、心や体にストレスとして影響を及ぼすだけでなく、精子にも影響を及ぼします。ここでは、ストレスがストレスの疾病として体や組織に影響を与えた場合の病気を紹介しております。
 
 ◇過敏性大腸症候群◇
  腸に器質的病変はないが、出勤登校前に急激な腹痛に悩まされ、排便すればおさまるものの、たび重なると精神的にも不安感がつのります。強い心理的ストレスの除去と適切な治療が必要です。コルチコトロピン放出ホルモン(CRH)→下痢
  ◇円形脱毛症◇
  男女を問わず発病し、側頭部、後頭部、頭頂部が円形にハゲてしまうもので、ストレスのかかりぐあいにより患部が回復したり悪化したりをくりかえすこともあり、患部が移動したりします。
 ◇神経性食思不振症◇
   会社のいらいらやストレスとともに、ダイエットなどの取組みミスから食べることを拒否してしまう症状があらわれいずれ痩せていきます。特に若い女性に多くみられます。
  ◇不眠症◇
  常にいらいらしたり、神経を使いすぎるとその興奮が覚めやらず安眠、睡眠に導入することができず夜中中覚醒してしまいます。会社と家庭の気持ちの切り替えも必要のようです。
 ◇神経性胃炎◇
   ストレスによる神経性胃炎は、2種類あります。
①萎縮性胃炎-胃が重だるく苦しい。胃酸がすくない
②肥厚性胃炎-胃がいたい。胃酸が多い
  ◇味覚や臭覚消失◇
  必要以上のストレスがかかると、味覚、臭覚センサーや脳神経などに反応して、これらの味覚消失、臭覚消失障害が発生します。感覚器系障害の場合は、心のはり治療との複合治療が必要です。
 ◇神経性腰痛◇
   強い緊張感から、筋、骨格系の可動域や筋肉の張力バランス異常によって腰痛が発生します。強い症状の場合は、おしり、大腿部、下腿部にまで痛み、シビレ、マヒ等の症状を示します。
  ◇心臓神経症◇
   心臓疾患はないが、胸部に痛み苦しさ、どうき、悪心、嘔吐などの症状を示します。長期化すると神経不安にまでなり心の病を発病することもあります。
 ◇突発性難聴◇
   何のまえぶれもなく突発的に難聴になるタイプと体の不調や肩凝り頭重耳鳴りなどの症状を経過してこの難聴になるタイプがあります。
  ◇神経性頻尿◇
   脳の利尿中枢などにストレスが加わり、尿意が短時間に何回ももようす様になり、手足の冷えもともなうことがあります。
 ◇微熱が続く◇
   自律神経系や体温中枢の作用により、毎日毎日微熱が続きます。自律神経失調、慢性疲労症候群、更年期障害+ストレス、過労障害が合併していることがあります。
  ◇ストレス性頚腕障害◇
   当センターに来院するストレス疾患のベスト3の1つです。後頭部頭重、頚項部圧痛、頚運動障害肩甲上部重圧倦怠感、肩甲間部痛、上肢の痛み・しびれを伴いつらい毎日です。
 ◇胃潰瘍◇
   食物を消化分解するだけのものだと思っていた胃も、実はデリケートな神経が支配する器官であった事が近年になってわかってきました。体質的潰瘍よりもこのストレス性潰瘍のほうが多いようです。
  ◇たん・咳が治まらない◇
   呼吸器系に特に障害がないのになかなか、たんや咳が止まらない方、薬物療法で治らない様でしたらストレス性障害を疑ってみて下さい。
 ◇関節障害◇
  極度のストレスがかかると、昔「かなしばり」と言った様に、肩、股部、腰部、肘部などの関節の可動域が制限され関節疾患にかかった様になりますが、痛みやマヒ等の症状は伴いません。 
  ◇マヒ・しびれ◇
   筋・軟部組織のこわばりとともにしびれを感じ強く発病すると、くび~指先まで、腰~足先まで、背中~胸まで神経支配に沿ってびりびりしびれます。※顔面神経マヒなどは別のパンフレットをご覧下さい。
◇過敏性腸症候群◇
   お腹の痛み、便秘・下痢、不安などの症状のために日常生活に支障をきたす。出社前に異変お起こしたりね過緊張からくる腹痛や下痢に悩ませられます。体重の減少、安定しない腸の調子から精子生産にも影響を与えます。
  ◇手足のふるえ◇
  神経の緊張が極度に達すると、身体や指先がふるえ文字もかけないくらいになります。緊張感やストレスから開放されても心の緊張が解けないとなかなかふるえもとまりません。
 ◇喘息◇
   ゼイゼイ音や咳込みを伴い、気管支喘息などと同じような症状を示し、就寝中~朝方タイプ、日中タイプ、夕暮れ~夜間タイプ、環境変化タイプ、緊張発作タイプ等幾つかに分類できます。
  ◇皮膚湿疹◇
   指・四肢体患部等、部位を問わず発生し、乾性タイプ、湿性タイプがあります。皮膚科疾患ですがストレス性の為皮膚科で完治しにくく来院される場合が多いようです。
 ◇ファーストティー狭心症◇
  ストレスによる早朝の突然死が問題になっていますが、朝方は心身ともにスローペースですから、緊張を押し切って無理をするとこの様なゴルフにおける災害にみまわれてしまいます。 
  ◇肩凝り◇
   さまざまなストレスがありますがそれらとともに合併してこの肩こりが発病し、肩甲部の凝りだけでなく上肢に痛みしびれ感を伴ったり胸部につよい痛みを発病させることもあります。
 ◇VDT症候群◇
   VDT(ビジュアル・ディスプレー・ターミナル=視覚端末装置)、すなわち、ワープロ、コンピューター等のOA機器により目の疲れからドライアイ、頭痛、肩凝り、吐き気などの症状をひきおこします。
  ◇偏頭痛◇
   ◇偏頭痛
 ◇神経性嘔吐◇
   ストレスの為に食事を嘔吐してしまうことです。
①食後すぐの嘔吐タイプ ②食後3~4時間後の嘔吐タイプ
③ストレスがかかった時のタイプ ④環境に変化が生じた時のタイプ
  ◇その他◇
   過食症、神経性湿疹、神経性掻痒症、神経性不感症
   

 


病気で療養てた場合、普段とは異なる生活環境や疾病の改善に関する様々な心情が発生して現実逃避や疾病の今後の改善に難する不安、会社を休まなければならない気持ちなどから、精神的にも普段遭遇しない環境に順応できずに様々な心や体の疾患を起こしたり、完治したとたんに発病するこころや体の疾患で、男性不妊に関しても影響を受ける人もごく一部ですがおります。
 
ストレス後症候群(過緊張後症状)
◇放心状態タイプ
◇引きこもりタイプ
◇消化器障害タイプ
◇激やせタイプ
◇気分転化開放タイプ
◇不定愁訴タイプ
◇肩こり、腰痛神経痛タイプ
◇悲観タイプ

  何があったの?  
 何があったの ①

                                      入院がストレスの解消に?

会社勤務の方が、二人目不妊治療(続発性不妊症)を妻が開始して間もなく、精液検査を行いました。濃度120万匹/ml、運動率9.4%で自然では妊娠不可能な領域のデータでした。不妊とは関連性のない内科疾患で約一か月入院治療を行い無事退院されました。入院前は100時間以上の残業でした。夫のみはり治療を再開し、顕微受精を念頭に進める方針でいたところ、精液検査で濃度約1億匹/ml、運動率81%になっておりました。普通の方なので、自然妊娠を選択しました。

 何があったの ②

                                      二人目希望の夫が?

都内在住の夫婦で、1人目の赤ちゃんは自然で妊娠しました。3年たって二人目希望で自然妊娠でトライしておりましたが、なかなか妊娠しないので来院しました。精液検査の結果精子がいませんでした。3から4回ほど検査を行っても無精子状態でした。原因は確定できませんが、科学的検査はほぼ正常域でした。ポイントは、帰宅時間でした、毎日Am2時頃の帰宅とのことで、出勤も8時頃とのこと・・・・この辺が問題のようです。

 何があったの ③(女性のケース)

                     体重減少はストレス?誘発剤?そして卵巣機能の低下の原因は?

体外受精を次の生理周期に控えていた時、突然のアクシデントで椎間板ヘルニアが発生し手術を含め約半年間の療養を余儀なくされました。そして、改善後に体外受精を準備中に極端な体重減少と貧血症が発症してしまいました。6回目の体外受精ですが、数年にわたり排卵誘発剤の経口投与をしておりました。そして、AMHも0.1未満となり卵子の採卵に影響が出ていることも確認され、しばらく経口薬投与他の投薬も控えた治療で8か月後自然妊娠されました。36才、結婚して9年目でした。


  ワンポイントアドバイス  
ベストを尽くす・・・今だから。 今でないと。

 ストレス、メンタル障害は体の何処にどのような形で発病するか、予知ができないものです。社会生活を営む上で、不都合を感じたり、症状が強いものから取り組みましょう。男性生殖エリアにおいては、①機能の障害によるケースと②組織の変化により発病する病状、③他のストレス性症状と合併して発病するケースがございます。

①・・・勃起、射精、性欲低下

②・・・精子の数、運動、無精子、OATなど

③・・・ストレス性肥満、痩せによる精子能力の低下など