陰嚢は、陰茎（いんけい）の付け根から垂れ下がっているひだ状の皮膚（ひふ）でできた袋状の器官です。陰嚢の内部には精巣、精巣上体、精管の一部などが含まれています。陰嚢のひだ状の皮膚は、精巣の温度を一定に保つため、伸びた縮んだりするように筋肉組織を持ち、汗をかくことで温度が下げられるようにたくさんの汗腺（かんせん）があります。
　陰嚢は女性の大陰唇にあたり、両側に分かれているのですが、お母さんのおなかにいるときに精巣を包み込むように両側から結合されていきます。そのため陰嚢の中心部には外から見てわかるように筋が入っています。

射精管の力で射精された精子が膀胱に流出する事を逆行性射精といいます

精液の色は白色、透明、卵の卵白色で人により多少の違いがあります。