無精子症の治療

(精子がいない方)


「子宝はり」の日本ハリセンターへようこそ


  ここでは無精子症と診断を受けた方の今後の取り組み方についてご相談させていただくエリアをもうけました。  予期せぬ出来事に、右往左往して手につかない仕事と毎日の生活に心の困窮を経験なさっているのではないかと思います。無精子症と診断されたならば、まだ、望みは消えたわけではありません。場当たり的な行動をおとりにならないよう心がけていただき、無精子症の治療の流れの中で、ひとつひとつを丁寧に進めていきましょう。  
  思いもしない宣告?!  
 ここでは無精子症と診断を受けたばかりの方の今後の取り組み方についてご相談させていただくエリアをもうけました。  予期せぬ出来事に、右往左往して手につかない仕事と毎日の生活に心の困窮を経験なさっているのではないかと思います。無精子症と診断されたならば、まだ、望みは消えたわけではありません。場当たり的な行動をおとりにならないよう心がけていただき、無精子症の治療の流れの中で、ひとつひとつを丁寧に進めていきましょう。
  真っ白になっても・・・・  

 

 

 

  初めて無精子症と診断されたばかりの方
  無精子症と診断されたなら、正確を期すために複数回の精液検査やセカンドオピニオンとして別の医療機関での精液検査を考えましょう。そして、正確な診断の後に無精子症として今後の選択を行わなければなりません。無精子症の進路にはいくつかの方法があります。ご夫婦でお考え下さい。
  何処ではじめての「無精子症」と判りましたか
 

不妊の為妻が受診した婦人科で無精子症と診断される

抗がん剤投与、放射線治療などの疾病の検査の際判明

交通事故や椎間板ヘルニアなどの外傷性疾患の際判明

結婚前のお互いの検診の際判明

性病感染症(STD)の治療の際の検査で判明

兄弟が無精子症と判明して、確認の際の検査で判明

潰瘍性大腸炎、クローン病で優秀な内科医の判断で判明

◯その他

  無精子症と診断されたあとどうされましたか
 

〇そのまま放置

〇医師から大学病院などを紹介される

自分で選んだ専門病院に行き再検査を行う

同じ婦人科で再度検査を行う

  課題と対策
 

◯婦人科や一般病院での無精子症診断は仮の無精子状態なので途中で諦めずに確かな検査と診断を行なえる医療機関を検討しましょう

 

男性不妊専門医(男性リプロ)の「無精子症」診断までは、精子が顕微鏡視野から確認できない精子未確認状態とお考えください。正式な結果は受診後です。※当センターでもOKです

 

一言で無精子と言っても、その内容には非常にジャンルがあり一つとして同じ無精子症はありません。診断分析と対応処置を的確に行える専門医に受診する事と必要であらばセカンドオピニオンを考慮して医療をすすめる事をお考え下さい。

 

目の前で起きた診断から動揺する心をときはなし焦らず一歩一歩着実に本来の自分を取り戻すことが大切です。

 

無精子症からの挙児希望はご夫婦力をあわせてご夫婦の問題として取り組むことが大切です。

 

一過性の無精子、突発性の無精子、Y染色体障害などもあり精子の製造が可能な無精子や精子濃度の回復する事例も数多く存在します。

 

パニック障害や前途を悲観してメンタル障害をおこしやすいのでご注意ください。

 

第一次的無精子症と診断後、何もせずそのまま放置しておくと夫婦間の溝や触れてはいけない領域ができ気まずい思いをする事があります。お互いに心を開いて一致した意見の流れで対応する事をおすすめ致します。

 

正式な診断のため受診する病院選択に関して、大学機関や男性リプロ専門医でも医療能力格差があります。診断技術の差によって未来が変わってしまいます。

  最低限の確認事項
 

◇染色体検査  

 ◯常染色体異常に関する検査  

 ◯性染色体に関する検査◇精液検査  

 ◯サンプル検査だけではなく、遠心分離-全頭検査が確実です

◇一般的血液検査  

 ◯泌尿生殖器以外の問題の確認作業になります

◇血液検査  

 ◯下垂体と睾丸のホルモン検査が優先されます。

◇尿検査  

 ◯糖尿など、尿全般にわたる検査

◇触診検査  

 ◯睾丸、陰嚢のさまざまな検査を行います。

◇問診検査  

 ◯過去の履歴の中から不妊につながる問題確認

◇MRIなどの科学的検査  

 ◯上記の検査や奇形等の異常がある場合に行われます。

 

一般的には精液検査と血液検査程度で判断される場合も多いため、上記の検査はしっかり記憶にとどめておいてください。

 

 

どうしようか ? 迷っている方 
  正式な無精子症診断はあったものの、次に何をしようか考えた時、「精巣生検(TESE)しか無い」の言葉が浮かび前向きになれない方、仕事と治療の関係が複雑なままの方、ほかの病気があるのですすめられない、精巣生検(TESE)の激痛や結果が心配な方、無精子症はり治療をしたいのだが時間が取れにくいなど色々考えてと止まったままのようです。自分の気持ちで一歩進めてみて下さい。妻側の卵子は年とともに劣化変性していきます、結果を残すにはちょっとしたこころ配りも大切です。
  大切な事は自分から
 

何かをしないと前に進まない、何かをする事で無精子症のことに少し関わりを持つと今まで考えていた無精子よりは、より深く、より正しく理解力が増すと思います。「たち止った」事には複雑な訳があると思います。前に進めない、前に進まない訳も大切にしながらも、すすめなくてもいいですが、無精子のこと、すこし静かに考えましょう。差支えが無ければ。

  妻のこころとからだ
 

35才を過ぎると急激に卵子の変性や成熟度などが低下しはじめ、子宮の着床、妊娠維持能力も徐々に低下の一途となります。更年期前の症状や生殖器に関する疾病(筋腫、ガン、内膜症など)もちらほら関係してきます。健康な体でいるうちにいたわりも考えましょう。

  課題と対策
 

自分の意思はとても大切です。

 

 

精巣生検(MD-TESE)中の方 
   
  精子が採取された場合
  その場で顕微受精を行い、残りの精子は凍結になる場合
採取された精子は凍結精子として保存され、時期を見て顕微受精
ここからは、奥様の出番になります
一般的には顕微受精が主体になると思います。
採取された精子は貴重ではありますが、射精中の運動精子よりは少し劣化している事も、念頭に入れておいたほうがよいようです。
何回かの顕微受精で結果が出ない場合は、問題点の整理が必要です。
  不動精子や奇形精子などが採取された場合
  奇形を含め受精が難しいと考えます。
Drサイドが顕微受精をしません。しかし、精子は凍結しましょう
何回か受精卵にトライしてできなかった場合は、少し工夫が必要かも
①再度のMD-TESEかハリ治療で射精精液中から精子を抽出しましょう
②精子を諦めて、ハリ治療後に精子細胞でのBIOPSY-ICSIを実施するかどちらかの選択が必要です。
  子細胞が採取された場合
  採取された精子細胞は凍結精子細胞として保存され、時期を見て顕微受精が必要です。
BIOPSY-ICSIとして顕微受精が行われますが、このエリアの着床率は極端に低くなります。細胞がとれたので安堵感や満足感も得られますが、もう一山難関が構えている事も忘れてはならない事です。
〇男性エリアのリスクを解消するために妻側の生殖能力のフォローしてからBIOPSY-ICSIを検討しましょう。また、何度もBIOPSY-ICSIを実施していて結果の出ないご夫婦もBIOPSY-ICSI前にホルモン濃度精査と特化した治療をお薦めします。
学エリアでは、技術は持っていても、泌尿器科学会の倫理規定で細胞からの受精卵の製作は禁止されております。
  精子細胞以前の細胞が確認された場合
  〇染色体の数が違いますので医療機関は何の対応もできません。
医療機関では何の手立ても無くこのまま終了になります。
日本ハリセンターには、このエリアからが「ハリの役割」がはじまります。医療機関で受精卵をつくれない方々や、精巣生検(TESE)後に精子が確認できない方々がご来院されます。細胞確認されている場合の鍼治療では、精子としての採取率も高く、射精精子の抽出が遠くありません。大学レベルでの顕微受精などでBIOPSY-ICSIとは比較にならないほどの着床率をキープしております。移殖技術の高さと男性リプロでの対応など高条件のもたらすものと考えます。
  精粗細胞が確認された場合
 

ご希望があれば何らかの処置を考えるか、中止するかは患者様のご判断です。最後の手段と考え、今まで行った検査の詳細検討とハリ治療を組み合わせ何らかの徴候があれば科学的に進めましょう。

 

セルトリ細胞オンリーの場合

 

国立系の病院などは、この時点からの患者様のご紹介も多く頂いております。Jonsen's Score2~3はとても厳しいですが、何もせずに終わってしまうのも少し寂しいですね。
〇まず、下垂体機能検査とTST値、Y染色体検査の有無や結果の確認をいたしましょう。SRYは正常でもDAZにdel障害がある場合もあり、このようなケースは、ハリ治療後射精精液中から精子が確認できます。

  細胞組織が確認ができなかった場合
  〇こんな状態でも下垂体などのホルモンが良好化時もあり細かな検査と対応でご一考下さい。チャレンジの気持ちで望まないとなにも出来ません。
   

 

 

着床しなかった方 
  BIOPSY-ICSI(バイオプシー-顕微受精)、TESE-ICSIとして、「最後の切り札」とか言いながら行われる精巣生検(TESE)からの細胞採取や精子採取に於いて、行われる顕微受精は、男性不妊科(男性リプロ)としての丁寧な確認作業やどんな無精子症なのか、内容をしっかりと吟味して行われる処置かどうか判りませんが、困った人のためにはチャンスになりますが、チャンスを生かす確率がとても低そうです。当センターにはバイオプシー-顕微受精で失敗された方々の来院も多く、円形細胞までは出来ているので私達もこのチャンスを生かし以後の処置では、一つ一つを丁寧に対応処置を行っております。また、関係大学や医療施設の配慮ある対応と高度な知的確認で何人も何人も救われております。皆様の力の結晶があればこその結果だと思います。 
  MD-TESEについて
  大学の先生に言われる事の中に、「前に行った病院のMD-TESEで癒着していた部分をもとどおりにしといたよ!!」「もちろん、精子もとれたよ!!」多くは語らずとも、意味が伝わります。
 

なぜ失敗したのか・・・も一度確かめましょう

 

○精液検査
○染色体
○脳のホルモン検査
○睾丸のホルモン検査
○性病感染症(STD)検査
○一般的血液検査
○泌尿器科系検査
○生殖器系以外の疾病の検査
○触診検査
○問診
○尿検査

データを見ているだけでなく、その中から何かを読み取りましょう。

 

  課題と対策
 

〇甘い言葉に乗せられて、きってはみたが妊娠しない。

〇出産しても嬉しくなかった、困った。"染色体遺伝子検査の遅れ"

〇途中で流産、調べてみたら、染色体にヒゲが何本も・・。

〇大きくなって判った・・・信号機の"赤"が一生判らない

〇色々ありました。精子に何とかする事が、本当の幸せの始まりに気づきました。

〇泌尿器の倫理規定で、精子以下のものからの受精卵の製作は禁止されております

  赤ちゃんが欲しい?・・・・からはじめましょう。
   

 

 

あきらめている方
   〇BIOPSY-ICSI(バイオプシー-顕微受精)で失敗した方

〇TESE-ICSIまで行かなかった方〇何もしなかった方

〇煩わしくてそんな気持ちになれない〇高額に医療がかかるのであきらめた

〇BIOPSY-ICSIなどで染色体の苦い経験をしてしまった

〇異常受精に苦しめられた。〇睾丸を切るのが怖い ほか

  今でなければ
  さまざまな訳もございます。今でなければ出来ない事もございます。
 

いろいろ生き方があります

 

 「魔がさした時」、「ハリが夢に出てきた時」がありましたら、無料相談でもご利用ください。

  寄り道もたいせつです。安全な道もございます。
 

「睡魔に襲われたら」車を停めて、お立ち寄りください。

   

 

 


無精子症治療に取り組む上で大切なことです。

 ここでは無精子症と診断を受けた現在の患者さまの状況から今後の治療に取り組みむにあたって幾つかの必要な条件を確認の上治療について検討していただく機会を設けさせていただきました。  無精子症の宣告は突然に予期せぬままにやってきます。そして、言われるがままに精巣生検(TESE)などの処置が始まり、科学的確認や医学的状況を把握しないままあれよあれよと言う間に結果が告げられるような、あわただしい日々に我を忘れて翻弄されてしまう事も少なくないといわれます。これからは一つ一つを丁寧に、我を忘れず状況を確認しつつ医師に言われるがままの対応ではなく、患者様の参加できる医療環境で治療を行いましょう。  今まで無精子症治療で行なった検査や診断や処置などの確認や不足な部分の穴埋めなどから今後の無精子症治療に於ける取り組みで無駄や遠回りをせずに充実した無精子症治療ができるよう役立てればと考えます。

 

個人的環境の確認と整備
 ご夫婦の年齢について
日本ハリセンターにおいて男性不妊の最高齢者は出産時に56才でした。それぞれのご夫婦には諸事情があるとは思いますか、将来のことも考慮してお取り組いただくよう考えます。
 ご夫婦の健康状態について
突然やってくる病もありますが、慢性的な持病をお持ちの方や現在健康を害していらっしゃる方も含めて「夢を描く」事だけではなく現実の姿や困ったときの対応などもご考慮していただくことも大切ではないかと考えます。
 医療にかかる療養費について
無精子症の不妊医療費には顕微受精や体外受精といった高額医療が必需になります。また出産や育児養育費など将来にわたっての経済プランも必要かと存じます。特に顕微受精では、一度で妊娠結果が得られればいいのですが、顕微受精の妊娠率をみますと安心ゾーンとはいえません。
 治療と仕事の両立について
一定期間の治療が必要だと考えますと、会社の仕事環境や今後の職務事情を考えて医療に取り組むこともご一考ください。
 妻の考えと理解
日本ハリセンターでの無精子症患者様の初診時には、約9割近くの患者様の奥様がご同席での初診になっております。夫だけでは不安?、ついでに来てみました?、移殖時の係わりなどからご来院されます。しかし、このようにご夫婦一緒に闘おうというご夫婦ばかりではありません。「無精子症治療では顕微受精で採卵があります」との一言で「体を傷つけたくない」と帰宅する方やご夫婦でなくなる場合も時には見受けられます。無精子症の診断がでましたら膝をまじえてしっかりと意見交換をされると良いかと存じます。
 医療のすすめ方
無精子症と診断されるとそのまま直ぐに睾丸の手術になる場合が多いのですが、必要であれば、しっかりとどんな無精子症なのかを見極めてから進路を決めていただく方が遠回りのようで合理的に思います。無精子症と一言でかたずけられてしまいますが、「無精子の世界」は非常に広くて深く複雑です。
 医療施設の選択方法
ホームページを見ますと精巣生検(TESE)や無精子症治療とうたっている病院がたくさんございますが、現実に結果を残せる無精子症の治療では一部の先生方の手による事が多く、近隣地域の病院やきれいな病院やケアーのうまい病院などではなく、「結果の残せる病院」での対応をお考えください。遠いから、不便だからなど関係有りません。実利的対応をご検討ください。
 家族での協力体制
赤ちゃんに恵まれないと最初に疑われるのは奥様です。夫側の家族や妻側の家族のご理解と奥様に対するお心づかいもわすれずにお考えください。ご理解いいたたく範囲は個々に違うかと存じますが、夫としての役割かと存じます。
 
医療サイドの環境の確認と整備
男性リプロダクション(不妊治療)て゛
男性不妊を専門に診察している施設は日本では非常に少なく、数箇所程度です。基本的なルールは精液のみで診断しないことが大切です。
一流施設の選択
精巣生検(TESE)などでは、医療施設により精巣生検の際のメスの入れ方や深さや部位などがそれぞれの施設によりバラバラです。検査器具や設備もたいへん差があるようですが、最とも大切で一流な設備が求められるものは技術者の技術と能力です。しっかり見極めて受診をお考え下さい。
検査体制の充実
「無精子症」と聞いてすぐにスタッフが次の対応と準備そして患者様に対する今後の予定説明ができるかどうかが大切かと思います。
臨床症例の充実
症例数が多くございますと、様々な無精子症の患者様と出会います。その交流の中から様々な実例として蓄積していきます。過去の遭遇が未来の無精子症の改善につながるはずです。
設備の充実
正しく診断するには、充実した設備が必要ですが、無精子症エリアでは非常に特殊性のある設備は多くありません
医療技術の充実
顕微受精関係では医療格差は少ないですが、精子の取り扱いに関してはその差が大きいです。
精子の採集技術

たとえば、無精子症で一定期間鍼治療を受けてから行う精液精査では病院により検査方法がたいへんな違いがございます。

①A大学病院では精液検査のみ婦人科チームと相談しますとのこと

②B大学病院では一匹二匹のエリアは検査が難しいと断られ

③C病院ではサンプルを精液検査して遠心分離も行う

④D病院では精液全てを高い分離技術と時間をかけて確認する

⑤E病院では無精子症は無精子だからと診療を拒否精液検査を行わず。

このように施設により無精子症に対する理解度と臨床経験差が現れます。一匹の世界を理解できる病院での検査をおすすめ致します。

顕微受精技術
体外受精を行う医療施設ではほぼどこの病院でも顕微受精を行っております。妻側の卵巣刺激の環境、男性不妊の理解度などを基準に考えましょう。 経費も施設によりたいへん違いますので確認をなさってください。 前にも申し上げましたが、無精子症エリアを専門に行っていることが一番の選択理由になると思います。
医療施設の方針
病院によっては、無精子症を取り扱わない施設が多く、取り扱っても理解度の高いレベルでの対応に苦慮する病院が多い事もご理解下さい。
精巣生検(TESE)とは
無精子症分野では先ほどらい何度も使われる言葉ですが、精巣生検(TESE)とは精巣生検を行う目的は、無精子症の場合精子が精液中にいないので自然妊娠は不可能です。したがって、睾丸を切開してその中に精子の存在の有無を調べること、組織を回収して精子がいればそれを用いて受精卵を造り妻に移殖(TESE-ICSI)を考慮した一連の生殖補助技術(ART)です。