無精子症の治療
(精子がいない方)
「子宝はり」の日本ハリセンターへようこそ
ー無精子症精液検査(2)ー |
丁寧な精液検査 | ||
非閉塞性無精子症の患者様が一定期間の鍼治療後の精液精査は非常に重要な意義を持つ検査になります。この精液精査(精液検査、遠心分離法など)で一匹でも確認できれば精巣生検(TESE)なしで顕微受精が行えることになります。非常に重要な検査です。 | ||
人生が左右されるほどとても重要です |
ホルモンの動態 |
「卵子⇒受精卵」の成り立ちで、「卵子=受精卵」と思い込んでいる方も少なくないと存じます。精子はただ受精卵をつくる添加物やスパイス程度にしか考えて頂けてないかな?と思います。染色体レベルでは23本づつ出し合って新しい生命体をつくっています。不妊レベルもWHO(世界保健機構)では男女の不妊割合も50対50です。夫側も精査をしておきましょう。
近隣に、一年間人工受精を行っていた夫婦の婦人科施設がございます。精液検査は顕微鏡を覗いて精子がいますとのことで、AIHが開始されましたが、日本ハリセンターに来院し、夫のホルモン検査を先に実施したところ、無精子レベルのデータでした。時間は取り戻せません。このエリアの夫を大切に取り扱ってください。
◇ 視床下部-下垂体-睾丸系ループ ◇ |
男性不妊症 精子数による分類表 | |
精巣生検で精細管内に細胞成分見とめない場合の無精子症 | |
精巣生検で精細胞が確認できずSERITOLI細胞のみの無精子症 | |
精巣生検で精細胞は精祖細胞のみの無精子症 | |
精巣生検で精子、精粗細胞が確認できず、精母細胞も数個の無精子症 | |
精巣生検で精子、精粗細胞が確認できず、精母細胞は多数の無精子症 | |
精巣生検で精子は確認できず精子細胞も5~10個の無精子症 | |
精巣生検で精子は確認できず精子細胞は多数の無精子症 | |
精巣生検で精子が精細管腔内に5~10個確認できる | |
精巣生検で多数の精子が確認できるが細胞配列に乱れ | |
精巣生検で精細胞の層が厚く正しい配列、多数の精子を伴う完全な精子形成能 | |
精巣生検で良好な精子が多数確認できる | |
射精精液中に精子が存在しない無精子症 | |
射精精液中に精子が数匹存在する乏精子症 | |
射精精液中に精子が1000匹/ml程度存在する乏精子症 | |
射精精液中に精子が1万~10万匹/ml存在する乏精子症 | |
射精精液中に精子が10万~90万匹/ml存在する乏精子症 | |
射精精液中に精子が100万~900万匹/ml存在する乏精子症 | |
射精精液中に精子が1000万匹/ml程度存在する乏精子症 | |
射精精液中に精子が2000万匹/ml程度存在する乏精子症 | |
射精精液中に精子が3000万匹/ml程度存在する | |
射精精液中に精子が5000万匹/ml以上存在する | |
射精精液中に精子が5000万匹/ml以上存在する | |
射精精液中に精子が一億匹/以ml上存在する | |
射精精液中に精子が二億匹/ml以上存在する | |
射精精液中に精子が二億匹/ml以上存在し凝集反応が強い | |
射精精液中に精子が三億匹/ml以上存在する | |
射精精液中に精子が三億匹/ml以上存在し凝集反応が強い |
男性不妊症 精子の質による分類 | |
FSHが10以内で抽出した精子 | |
LHが5未満で抽出した精子 | |
PRLが10以内で抽出した精子 | |
テストステロン値が350~850の範囲内で抽出した精子 | |
CRPに反応がない時の採精 | |
精子直進速度が高いもの精子 | |
曲線速度が高いもの | |
Lateral Amplitude (ALH) ・・・精子頭部の平均振幅値 | |
Beat Frequency (BCF) ・・・・精子頭部が1秒間に振る回数が多いもの | |
Linearity (LIN) ・・・・・・・・精子の直線性の平均値高いもの | |
Rapid sperm ・・・・・・25(HZ)以上の速度で動いている精子 | |
Medium Sperm ・・・・・5~25(HZ)の間で動いている精子 | |
Slow Sperm ・・・・・・0以上5(HZ)の間で動いている精子 | |
Static Sperm ・・・・・・動いていない精子 | |
※Rapid spermが一番多く、徐々に少なくなっているケースをお薦め | |
SMI・・・・・最低値の倍程度以上考えましょう(160以上) | |
間脳視床下部-下垂体-精巣系が安定していること | |
VC無しかVC(精索静脈瘤)処置済みの方の精子 | |
乏精子症がない精子奇形がない精子 | |
運動率の高い精子 | |
高速運動率の高い精子 | |
※良いものを利用しよう。 |
男性不妊症 劣化精子について | |
濃度の少ない精子 | |
運動率の低い精子 | |
高速運動率の低い精子 | |
SMIの低い精子群 | |
洗浄濃縮できにくい精子 | |
体外受精では受精卵ができない精子 | |
顕微受精でも受精卵にならない精子 | |
IMSIでも受精卵にならない | |
全核のまま分割せず | |
分割胚になるも分割停止 | |
分割胚になるも受精卵の変性化が始まる | |
桑実まで行くが移植できない | |
胚盤胞まで育つが停止 | |
受精卵の変性、分割停止 | |
胚移植できるが陰性反応ばかり | |
胚移植で陽性反応を示すが胎嚢確認なし | |
胚移植で陽性反応あるが心拍確認前に稽留流産 | |
胚移植で陽性反応あるが心拍確認するもその後稽留流産 | |
胚移植で陽性反応あるが心拍確認するも胎盤形成前に稽留流産 | |
胚移植で陽性反応があるも10週前に流産 | |
不育や習慣性流産検査で異常が無し | |
採卵しても受精卵の数が少ない | |
採卵してもほぼ使えない受精卵 | |
※受精卵に関しては、妻側の問題もありますので上記結果がすべて男性不妊に起因するとは限りません。 |