妊婦の腰痛症のはり治療 

妊娠周期が進むにつれ、お腹が大きくなりそれに伴って背中にのけぞる様な姿勢と体重の増加が加わり腰痛が発生いたします。妊娠末期の腰痛症患者さんはたいへん多く来院されます。主体は整形外科領域に属す疾患ですが、レントゲン(放射線)撮影はできない、鎮痛剤(麻薬に属するものあり)は使用できない、サリチル酸系のシップは心配となると整形外科医が仕事ができない状態です。痛みをとる目的であれば鍼診療が最適です。


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妊婦の腰痛症のはり治療

妊娠なさいますと腰痛症患者さんはたいへん多く来院されます。主体は整形外科領域に属す疾患ですが、レントゲン(放射線)撮影はできない、鎮痛剤(麻薬に属するものあり)は使用できない、サリチル酸系のシップは心配となると整形外科医が仕事ができない状態です。痛みをとる目的であれば鍼診療が最適かと思います。お困りの患者さんにとっては副作用もなく安心して治療ができ、一日も早く痛みが取れことが望ましいと思います。はり治療の経験のない方ははりが「すごく痛いイメージをおもちだと思いますが、ほとんど痛みがなく治療できますのでお困りのときは早期に受診してください。

 

 

妊婦の腰痛症の発生原因

 

 

○妊娠により腹筋力低下

○継続する黄体期と考えてください・・・PMSや便秘、胸の張り、腰痛が出やすい。

○体重の増加

○腰臀部や下腹部の体重増加

○妊娠により歩行姿勢の重心が背部に移動

○運動量の低下

などが考えられこれらが複雑にからみあい発病するものと思われます。

  

この腰痛の発病するメカニズムは上記のような原因やさまざまな要因が重なり症状がでます。腰部の神経が圧迫されますと腰痛だけではなく神経痛として、大腿部裏側や外側部、下腿部などにまで疼痛が放散した場合を「神経痛」といいます。特に坐骨神経痛の発病が多くみられます。神経痛は別に記載しておりますのでそちらで説明いたします。

 

 

「妊婦の腰痛症」の治療にあたって

○妊娠により、赤ちゃんを守ろうと言う意識の中で、「腹部を保護しよう」と言う考えが過剰になり、日常生活での腹筋力の著しい低下をポイントに考え、過剰意識の改善と生活環境を整えましょう。(流産の危険や悪阻が著明な方、妊娠末期腰痛は除外されます)

○妊娠初期に発病した腰痛には、経験した事のない長期にわたる黄体期での症状の一つとも考えられますので、非病的内因論もあります。

○腰痛の症状には何種類かございます。

○一過性の期間限定で改善される腰痛か慢性化する腰痛かの分類。

○妊娠初期、安定期、末期の三期による腰痛の違い。

○左右どちらかの腰部がいたい場合か腰部中央部に痛みが出る場合

○何もせずにいれば痛くない場合と常に継続的な痛みがある場合

○鈍痛や重い痛みのタイプやピリットした刺されるような痛みのタイプ

このように、分類が出来、その状況下で治療方針を考えます。

 

 

治療そのあとで

○徐痛のポイントを確認し、痛みをとる治療法で、微弱電流を使った「はり麻酔」に類似した対応と一般のはり刺鍼を行います。

○徐痛の状態を考えて治療を行っていきます。

○皮内針を用いた継続的徐痛法

○副作用がないこと。

○ご不明な点はご連絡下さい

 

 

妊婦さんの腰痛症

  ただ単に外科的、力学的に腰を負傷した以外に腰痛は発生いたします。中枢性側座核の関係、メンタルの関係、ストレス性、ぎっくり腰(魔女の一撃)など様々な誘因から腰痛は発生いたしますが、妊婦さんの腰痛は、一般的には体重の負荷の増加により腰部形態の変化(体重増加による重心位置の変化)を主たる原因と考えられます。腰部は腹部と表裏一体です、腹部の疾患、生殖器疾患、循環器疾患、泌尿器疾患の鑑別診断も大切です。

 




 

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